【インタビュー】嫌いだった声が今では強み、岡田結実　活動の原動力は「悔しさ」【音楽】

失恋の歌を力強く歌っている音楽に力をもらえる

――成長できる原動力なのでその気持ちは良いと思います。変態ではなく、格好が良いと思います。さて、音楽の話ですが、音楽はもともと好き？

　大好きです！　お腹にいるころ頃から聴いていたんじゃないかというくらい。小さい頃から、お母さん世代の音楽を聴いています。九州男とか湘南乃風とか聴いていて、車の中で歌ったり。Def Techとかもけっこう聴いていて、RADWIMPSを聴いてからバンドがどんどん好きになりました。

岡田結実

――Jポップを幅広く聴いているなかで、RADWIMPSをきっかけに日本のバンドも好きになっていたという感じなんですね。

　最近は女性の音楽を聴くようになって、歌い方に芯の強さが出ている女性バンドを聴くようになりました。あいみょんさんとかもそうですし、リーガルリリーさんも聴くようになって。凄くおすすめですね。今までは女性の声を聴くのが正直あまりなかったんですけど、最近はエネルギーをもらうというか、負けられないなと思うというか、何ですかね…。

――対抗心が出る？

　恋の歌を歌っているのも可愛いんですけど、失恋の歌を力強く歌っている音楽を聴くと「負けない！」という気持ちになるというか。

――聴く音楽のジャンルが変わるというのは心境の変化があるという気がしますが、その境目は何かありますか？

　働く女性を見る機会が増えたというのもあるのかな…。女性の力強さというものを感じたくなったのか、それで女性バンドを聴くようになったというのもありますね。男性とは違う力強さがあるので。

――ボーカルの声、歌詞、サウンドなどなど、どういったところに惹かれるのか？

　最初はフィーリングです。次に歌詞に入っていって、という感じなんですけど最初は歌詞とか声とか関係なく「この歌いいな」という感覚ですね。

（おわり）