山崎まさよし「嬉しい」NHKこども番組に楽曲書き下ろし
NHK・Eテレの番組『みいつけた!』に楽曲提供した山崎まさよし(右)とサバンナ・高橋茂雄
山崎まさよしが、NHK・Eテレのこども向け番組『みいつけた!』(月~金・7時46分~8時1分)に楽曲を書き下ろした。山崎にとってEテレに楽曲提供するは今回が初めて。番組には山崎がアフレコに挑戦したキャラクター“ヤマーチェ”も登場。山崎は「こどもさんだけでなく、親子で歌ってもらえたら嬉しい」とコメントしている。
この番組は、4、5歳児を対象とした、教育的エンターテインメント番組。「友達と遊ぶ楽しさ」「いのちの不思議」「自分でできる喜び」「相手を思いやる気持ち」など、こどもたちがさまざまな「発見」を通して、楽しむことができる番組。
山崎まさよしが作詞・作曲を手がけた新曲のタイトルは『おなかとせなかがぺっタンゴ』。番組の主役であるコッシー(声=サバンナ・高橋茂雄)が歌唱し、山崎自身もコーラス参加するほか、イスのキャラクター「ヤマーチェ」(声=山崎まさよし)として、本編の映像にも登場する。
この「ヤマーチェ」は、コッシーたちイスの仲間が暮らす「いすのまち」の伝説のイス。みんなには見えない場所から「いすのまち」を見守っていて、ちょっといいことを運んできてくれる存在。
新曲『おなかとせなかがぺっタンゴ』の舞台は、夕暮れどきの「イスのまち」。楽しかった一日の終わり、すこしさびしさを感じながら家路につくコッシーの心が、夜へとうつろいゆく町のファンタジックな情景とともに描かれ、3月11日より随時放送される。
レギュラー放送が開始した2009年以降、トータス松本やクレイジーケンバンドなど数々の有名アーティストが楽曲を提供しており、今作で山崎まさよしが8組目。そのうちキャラクターとして登場するのは、トータス松本、スキマスイッチに次いで3組目となる。
今年9月より、デビュー20周年イヤーがスタートする山崎まさよしは、先日、前作『劔岳 点の記』が興行収入25億円を超える大ヒットを記録した、木村大作監督作品映画『春を背負って』の主題歌『心の手紙』を発表したばかり。ベテラン勢の仲間入りを前に、マイペースながらも着々と新たな道を切り開いている。
山崎まさよし「親子で歌ってもらえたら嬉しい」
今回の起用に山崎は以下の通り、コメントしている。
「『みいつけた!』のお歌の話をいただいた時、非常に嬉しかったです。ヤマーチェというすごく素敵なキャラクターを作っていただき、アフレコにも挑戦しました。初めてでしたので結構難しかったですが、参加できた事を光栄に思います」。
「今回の曲ですが、こどもさんが覚えやすいようにタンゴというリズムで作ってみようと思い、制作に取り組みました。コッシー(声:サバンナ高橋さん)のレコーディングは、事前にデモを何回も聴いてくれていたおかげですごくスムーズでした。コッシーの声に合う曲になったと思います」。
「こどもさんだけでなく、親子で歌ってもらえたら嬉しいです」。