音楽を諦めかけたことも、村上佳佑　遂に立てたスタートライン

小気味の良い発音を意識して歌っています

村上佳佑

――収録曲の「Sunday Morning」ですが、この曲を選んだ理由は？

　よくライブで歌っていた曲のひとつです。今作の収録曲には僕の代表曲が並んでいるので、だったらずっと歌ってきた「Sunday Morning」が良いなという事で選びました。

――ちょっとしたベスト盤という感じでもあるんですね。

　「現段階での自己紹介」という感じでもあります。

――やはりというか、英語の発音が素晴らしいです。ネイティブの方が歌っているようにも聴こえます。発音に関して気をつけている点はありますか？

　ありがとうございます。米国や英国の方が聴いても嫌じゃないなという、小気味の良い発音を意識して歌っています。

――洋楽を聴いている感覚にかなり近い感じです。そして、オリジナル曲の「I'm in love with you」も収録されています。

　これは提供して頂いた曲で、セットリストを並べていた時に、「ちょっと盛り上がる曲がほしいな」という事で作って頂いた曲です。

――こういった曲調とバラードとではどちらがお好みですか？

　テンポのある方が好きかもしれないです。でも得意な方となるとバラードになるかも。「I'm in love with you」はロックのような曲だからなかなか…。「まもりたい〜この両手の中〜」もまだ個人的には歌いこなせてないと自分では思っていて。

――これからブラッシュアップしていくのですね。「I'm in love with you」もライブでは定番ナンバーになってきそうですね。

　僕の歌次第です（笑）。ライブでの皆さんの反応が楽しみです。

――７月に大阪と東京でメジャーデビュー記念ライブ「Kei’s LIVE 2017」がありますが、今の心境はいかがですか？

　それこそ自分のワンマンライブというのが去年の12月から７カ月ぶりとなります。自分がメインとなるライブで長い時間歌うというのが凄く久しぶりです。そのある種のエネルギーがこの半年で溜まっているので、それを放出できるようなライブにしたいと思っています。

――チケットは凄い倍率だったそうですね。

　ありがたい事です。しっかり準備をしてベストを尽くしていきます。

（取材・撮影＝村上順一）

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