脳が変わってしまう感じ
——『フリースタイルダンジョン』で有名になったラッパーDOTAMA(日本のヒップホップMC)さんとのライブも控えていますね。
僕はDOTAMAさん、ずっと前から知っていました。2005年くらいから本格的に始まった『UMB』(MCバトルの大会)で見て好きだったので。知り合いになったのはイベントが重なったりした4年前くらいからです。人気が出る前から優しく声をかけてくれたりして。あんまり僕たちはヒップホップの人から声掛けられずらいんですけど(笑)。DOTAMAさんも盛り上がっていて、こういう形でご一緒できるのは凄い嬉しいです。
——MCバトルにはどのようなイメージを持たれていますか?
MCバトルを観るのは昔から好きです。2007年くらいまでは実際にバトルもやっていました。割と強かったです(笑)。でもフリースタイルをやっていると音源が良くなくなってきてしまって。直観的になってしまって、練らなくなってしまうというか。脳が変わってしまう感じです。
なので、フリースタイルをやっていた時期は曲が作れなくて、出来たとしても全然良くなくて。飽きも同時に来たのでフリースタイルはやめました。福岡では親不孝通りでサイファー(集団フリースタイル)もよくしてました。『フリースタイルダンジョン』は普通に観てます。韻踏む人よりも、どちらかというと面白い言い回しの人が好きですね。
——4月にZeebraさんが始めたヒップホップ専門ラジオ局『WREP』の番組にゲスト出演されましたが、いかがでしたか。
Jinmenusagi君の番組『ジメサギの任せちゃって医院ですか?』にゲスト出演しました。楽しかったです。彼とは8年ほどの付き合いなんですけど、現場はヒップホップ圧が強かったです(笑)。ああいう番組が出来た事はシーンにとっても凄い良い事だと思います。
Jinmenusagi君のような、常に新譜を追っていて、自分のスタイルにも昇華するタイプの人はばっちりだと思います。ああいう人が今のトレンドを発信していった方が良いなと。彼がその時ラジオで「適材適所という言葉が好きです」と話していたんですけど、まさにその通りだと思います。
自分たちが出来る事を考えた時に、それぞれの使命もあるんじゃないかと。Jinmenusagi君みたいな役目を与えてもらう事もそうですけど、自分達に出来ることは「多ジャンルとヒップホップの架け橋」なのかなと。変な入り口として存在出来たら良いです。
——自身のラジオ番組「MUSIC ARROWS〜電波塔〜」にも、「ぼくのりりっくのぼうよみ」をゲストで呼んでましたね。
彼とはご飯食べに行ったりとか。元々自分が遊びでやっていた『idler records』というレーベルに所属していたので今でも交流があります。1回きりの仕事にしたくないというのがあります。相手も長いビジョンを見ている人と長い付き合いをするのが、お互いのプラスになると思います。1曲だけの客演だけではなく。昔から知っている人だからこそ良い物が出来るんじゃないかなと。新しい人とやってフレッシュな面白さもあると思いますが。
お客さんも把握しやすいというのもあると思います。それから、リスナーの方も「好きなアーティストと仲良い人まで応援しないと」という使命感に駆られたりするじゃないですか。だから変な人に自分のプロップス(知名度)を分けたくなくて。やっぱり愛のある人に分けてあげたいです。
(取材=小池直也、撮影=冨田味我)
撮り下ろしカット
作品情報
6月12日 配信限定 3カ月連続配信限定シングル第1弾 01.ME iTunes |
イベント情報
電波少女 ショートムービー上映&全国ライブツアー「デリヘル」
8月5日(土)北海道:札幌Spiritual Lounge 15:30開場 16:00開演 ※同内容入れ替え制の2回公演。 9月1日(金)香川:高松SOUND SPACE RIZIN 18:30開場 19:00開演 |