歌声が各々のキャラクターを表している
——ジヌさんは、3人の歌声をどんな印象で捉えていますか?
キム・ジヌ スンフン君はラッパーらしく声がユニークで、しかも聞きやすい。ミノ君は低音域の声がとても心地好いです。スンユンさんはパワフルさから優しい表情まで、様々な声を出せるミラクルボイスな人という印象です。
カン・スンユン ジヌ君は、彼の性格をそのまま投影した綺麗な歌声が魅力です。
——メンバー自身の感情も、そのまま歌声に投影されてゆく形なのでしょうか?
カン・スンユン もちろんです。それぞれの歌声が、各々のキャラクターを表していると捉えてもらった方がわかりやすいですし。
——完成したシングル「FATE NUMBER FOR」、それぞれどんな作品として捉えていますか?
イ・スンフン 今回のシングル曲を作るにあたり、僕らは10曲以上の歌を用意しました。その中から、“らしさ”と“新しさ”を魅力にした2曲を選び出しています。手元にはまだまだ魅力的な歌が多くあるんですが、僕らが現在の目標としているフルアルバムのために、そのストック曲としても活かしていきたいなと、今回のシングル盤を作って考えるようにもなりました。
カン・スンユン 今回のシングルを出したことで、「今までのWINNERと新しいWINNER」を提示することが出来ました。同時に、もっともっと新しい音楽スタイルへ挑戦していきたい気持ちも強くなりました。今回、「REALLY REALLY」でWINNERはトロピカルハウスをベースに作りましたが、今もいろんなスタイルのEDMスタイルへ興味を持っているように、そういう表情を活かしたいなと思っています。
イ・スンフン そうだね。夏に似合うハウスナンバーをベースにとかやってみたい。
ソン・ミノ 今回の2曲は、異なる表情を持っています。ぜひ笑顔になったり切なくて悲しい気持ちを感じたりと、その歌の世界観に浸ってもらえたら嬉しいです。
キム・ジヌ 僕は、このシングルからがまた新たなWINNERのスタートだと思っています。ただし、ここからどんな風に未来のWINNERが進んでいくのか…それはスンユンの作る曲次第だと思う(笑)。
カン・スンユン 頑張ります(笑)。
——今年は、まだまだ攻めていくんですよね。
カン・スンユン もちろんです。これからファンミーティングの後半戦も始まります。前半戦でもらったたくさんの力を胸に、後半戦も頑張ります。
(取材=長澤智典/撮影=冨田味我)