訃報
東京プリン牧野隆志さん死去、がんと闘い続けた3年半
東京プリンの牧野隆志が2月7日午前0時30分、肺がんによる呼吸不全のため死去した。所属事務所が8日発表した。49歳だった。通夜、告別式は密葬にて近親者のみにて執り行われ、後日、「お別れの会(仮称)」が営まれる予定。
牧野さんは2010年7月に、肺がんを患っていることを告白。仕事を抑えながら化学療法などを受け、闘病を続けてきた。当時、ブログで「しっかりとこの病気と向き合う決意を固めた次第です。心穏やかに治療に専念でき、いい結果が必ず出ると信じています」と、強い意志を示していた。
亡くなる2日前のブログでは「痰がからみまくって、咳が出て苦しかった。咳が出たしたのは今年に入ってから。それまで全く出なかったのに。乾燥予防に口の中に霧吹きでシュッシュしながら和らげてます。体力落ちないように。一難去ってまた一難」とも綴っていた。
牧野さんは1997年に、伊藤洋介と東京プリンを結成し、エイベックスよりデビュー。代表曲である『携帯哀歌』は、日本有線大賞音楽賞を受賞。仙台放送にてメインパーソナリティーを務める『あらあらかしこ』は毎週高視聴率を獲得し、宮城県民からの絶大な指示を受けていた。
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