1曲1曲楽しく届ける、メロフロート 自分達の殻を破る“道標”
INTERVIEW

1曲1曲楽しく届ける、メロフロート 自分達の殻を破る“道標”


記者:村上順一

撮影:

掲載:17年05月12日

読了時間:約15分

観れば観る程めっちゃ感動

KENT

KENT

――ジャケットに写っている踏切はバスケット漫画『SLAM DUNK』のアニメのOPで流れている場所ですよね?

KAZUMA そうなんです。

――なぜこの場所で?

KAZUMA 今までグラウンドでの撮影などが多かったんですけど、今回の「ミチシルベ」と「まだガキだけど」は“旅立ち”などがテーマでもあったので、それに合いそうな風景を考えた上でここがピッタリなんじゃないかと思いまして。近くに高校もありますし。ここで撮って、ジャケットを見るだけで皆さん気が付いてくれるから凄いなと思いました。

――MVは千葉の木更津ですね。KAZUMAさんが俳優として演じられていて。

KENT もう俳優デビューですよ。

――演技は大変でしたか?

KAZUMA 楽しかったです。やっていて「ミチシルベ」がもっと良いものになるなと思いました。何より僕は歌っていないから、「ここでアピールしておかなければ」という思いが大きかったです(笑)。ラブストーリーをこうして演じる事は滅多にないと思ったので、ヒロインの立石晴香さんにも協力して頂いて最高のMVになりました。

――ほっこりする感じですよね。

KENT 微笑ましい感じがあります。

KAZUMA 観て「涙を流した」という声を聞いた時は凄く嬉しかったですね。Yu-Kiも「観れば観る程めっちゃ感動するわ」って言ってくれたんです。

KENT 僕は1日2回は観てますね。KAZUMAがめっちゃ演じているんで。

KAZUMA 違う視点で観て楽しんでるだろ(笑)

KENT いやいや、見所満載だよ。

KAZUMA 是非、何回も観て欲しいです。

絶対に優勝したいという気持ち

――現在『下剋上ライブ』を展開中ですが、意気込みをお願いします。

KENT 前回は決勝まで残ったんですけど優勝出来なかったので、今回は絶対に優勝したいという気持ちもありますが、今は「ミチシルベ」を引っさげてずっと活動をして行く事がベースなので、第一にこのシングルを多くの人達に届けたいという気持ちの方が強いですね。

Yu-Ki 『下剋上ライブ』はCDの売上げ枚数と投票で優勝が決まるというルールなんですけど、そこで「勝ちたいからCDを買って欲しい」と思っているように捉えられるのは嫌なんです。正直『下剋上ライブ』があっても無くても、この1枚は本当に届けたい作品なんです。そこの錯誤だけは皆の中で起きないように伝えながらやって行きたいなと思います。

KAZUMA 僕は『下剋上ライブ』に関しては、やっぱり頑張って応援してくれている方もいるので、そこは勝たないとなと思います。いつも応援している人達は、『下剋上ライブ』では前回負けているから絶対に勝たないといけないと思ってくれているから、そこは絶対に裏切りたくないんです。

 とはいえ、『下剋上ライブ』に関しては何もかも忘れて楽しみたいですね。ライブまでそこを引きずって、ピリついたものになるのは嫌なので。ライブをしている時は、今出ている3組でのツアーなので、そのピリついたものさえも熱に変えて「フェスやってるの?」というくらいの熱さにしたいと思いますね。

(取材・撮影=村上順一)

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