中二病が暴走!ステージが崩れる妄想を!?
――今回のシングル「非合理的かつ訂正不能な思い込み」は、ユーモアたっぷりで楽しいナンバー。歌詞にも、ちょっとエッチなワードが入っています。
ユミ 作詞作曲とプロデューサーの志倉千代丸さんは、ゲーム『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』の原作者なので、ゲームの世界観もあるし。そこに魔法が出てくるところは、アフィリア・サーガっぽいですね。
マホ 歌詞に<今すぐプラグインして>というフレーズがあって、「プラグイン」という言葉を使うのが、先輩(ファン)たちの間で軽く流行っているんです。
――どういう時に使うんですか?
マホ 私がユミのファンだとして、「ユミにプラグインしたい!」みたいな(笑)。
ユミ 直球すぎてアウトっぽいけど、歌詞に出てくるからギリギリでセーフみたいな(笑)。
マホ 私たちも、そのギリギリを楽しんでいます。使いやすいし、言いたくなりますよね!
――でも、タイトルがやたらと長くて、意味があまりよく分からないんですが。
ユミ ゲームの主人公=宮代拓留くんは、難しい言葉を言うのが好きなキャラなので、このタイトルも「妄想」という言葉を、わざと難しく言っているだけなんです。
マホ 要は、中二病ですね。私も中二病なところがあるので、最初に見て「かっこいい」と思いました(笑)。
――歌詞は、女の子から男に子に対して、もっと積極的になって欲しいと歌っているんですよね。
マホ そうですね。家で動画を見たりして、好きだなって思っているのも良いんですけど。ライブとかに来て、好きだという気持ちを直接伝えてくれたほうが、私たちもすごく嬉しいので。
ユミ 気持ちは、ちゃんと行動に移してくれないと伝わらないですからね!
――「妄想」がテーマになっている曲ということで、お二人がよくする妄想は?
マホ 私は、ネガティブな妄想ばっかりです。もしも帰り道にトラップが仕掛けられていたらとか、明日世界が滅びる妄想とか。ライブ中にステージが崩れるとか、マイクが爆発するとか(笑)。
ユミ さすが、中二病ですね(笑)。私は、B-PROJECTの寺光唯月くんというキャラクターが大好きなので、ひとりでカフェに行って「唯月くんは何を頼むのかな?」って想像したりとか。「ここでペペロンチーノを食べたら、道で出くわした時にニンニク臭くて嫌われるかも」と、思ってカルボナーラを頼むとか。
マホ 私よりコジらせてるんじゃない?
ユミ お互い様ですよ(笑)!