U-KISSとは違う僕を見せたい ケビンがKとの共演でソロデビュー
INTERVIEW

U-KISSとは違う僕を見せたい ケビンがKとの共演でソロデビュー


記者:村上順一

撮影:

掲載:16年07月19日

読了時間:約10分

あれは照明が眩しかったから

コラボについて語るK

コラボについて語るK

 ミュージックビデオ(MV)ではKが「KEVIN君の肌がスゴく白いので、僕が黒いからオセロみたいにならないか心配だった」と見た目を気にかけていたことを明かした。KEVINはMVでの撮影時に「KさんとU-KISSの曲や、好きなポップソングを歌ったりして嬉しかったですね」と述べ、それを経てどんな間柄になったかと聞かれKは「年齢は離れているんだけど、一緒にセッションしたりすると、距離が縮まる感じがあるなと改めて思いました。KEVIN君がマメにカカオトーク(メッセージアプリ)してくれて、返事もすごい早いんですよ。こんな弟がいたら可愛いなと思いましたね」と音楽によって、今までより二人の距離が縮まったことを話した。

 MVでの見処を聞かれたKEVINは「Kさんが目を閉じて真剣な表情で『忘れない♪』と歌っているところがめちゃくちゃカッコイイです」と見処を解説、それに対しKは「あれは照明が眩しかったからだよ」と照れながら話した。MVを見てKの感想は「KEVIN君はダンスがスゴいじゃないですか。バラードを歌っている時でも手の使い方とか、モニターで観ていても体での表現の仕方は流石だなと思った。これはモテるなと思いましたね」と表現力の高さを評した。

 そして、以前U-KISSメンバーのジュンと歌唱したことがあるという3曲目の「DON'T BREAK US DOWN~UNPLUGGED SESSION~」について、KEVINは「オリジナルバージョンとは全然違うんですけど、アンプラグドバージョンはギターのサウンドが特に印象的で、5日におこなったリリースイベントで初めて披露した時も、観に来てくださった皆さんの反応が良かったので嬉しいですね」と好評だったことに安堵した様子を見せた。

“頑張らない”というのがキーワード

KEVINとK

KEVINとK

 コラボレーションの魅力についての質問にKは「それぞれのやり方もあるしコラボって簡単なことではない。曲を作るとなると自分の持っているものを隠すことなく、すべてオープンにしてやっていく作業なので、距離感がグッと縮むというか、何回もお酒を飲んだり会話を交わすよりも、1曲一緒にコラボした方が、相手の人と成りがわかるような気がするんですよね。これはもしかしたらアーティストしか味わえないものかもしれませんね。国籍や言葉も関係ないというところが音楽のパワーだと思います」とコラボと音楽の魅力について語った。

 オフの日について聞かれ、KEVINは「みんなでボーリングに行ったり、ダーツに行ったりしてますね。ボーリングでのアベレージは110ぐらいなので、あまり上手くはないです」と休日の過ごし方を明かした。

 5年間、異国の地でハードに仕事をこなしてきたKEVINに、リラックスの仕方や力の抜き方について質問が及ぶと、先輩であるKは「これは難しいんですけど。“頑張らない”というのがキーワードかもしれないですよね。何事にも一生懸命やるというのプロは当たり前なので、距離感がグッと縮むというか、何回もお酒を飲んだり会話を交わすよりも、1曲一緒にコラボした方が、相手の人と成りがわかるような気がするんですよね。これはもしかしたらアーティストしか味わえないものかもしれませんね。国籍や言葉も関係ないというところが音楽のパワーだと思います」とコラボと音楽の魅力について語った。

 オフの日について聞かれ、KEVINは「みんなでボーリングに行ったり、ダーツに行ったりしてますね。ボーリングでのアベレージは110ぐらいなので、あまり上手くはないです」と休日の過ごし方を明かした。

 5年間、異国の地でハードに仕事をこなしてきたKEVINに、リラックスの仕方や力の抜き方について質問が及ぶと、先輩であるKは「これは難しいんですけど。“頑張らない”というのがキーワードかもしれないですよね。何事にも一生懸命やるというのプロは当たり前のことなんですよ。その状態がずっと続くとね、気が張ってしまって疲れてしまうんですよ。常にその状態になっているので、敢えて“頑張らない”という気持ちで普段通りやっていく、そのバランスが大事だと思います」とKEVINにアドバイスを送った。

 そして、KはKEVINに向け「U-KISSとしてのKEVIN君の活躍をずっと見てきたし、U-KISSとしてもこれからどうやっていくのかすごい楽しみです。今回のソロでミュージシャン、アーティストとして一歩踏み出した感じもありますし、歌詞を書いたり作曲したり、もっとクリエイティブなものにもチャレンジして行って欲しいですね」とエールを送った。

 KEVINは「日本で初めてのソロなのでドキドキしているけど、U-KISSとは違うイメージの僕を魅せられたらなと思っています。この『Make me /Out of my life feat.K』を聴いてこれからも応援を宜しくお願いします」と丁寧な日本語でファンにメッセージを送った。

 最後に翌日7月7日が七夕ということで、何をお願いしたいかの質問にKEVINは「出来ればこの『Make me /Out of my life feat.K』がチャート1位になることを願いたいですね。でも、1位じゃなくてもU-KISSや、僕のことを知らない人に知ってもらえる曲になれば良いかなと思います」と願いをかけ、Kは「やっぱり宝くじ(当選)でしょ」とユーモアを交え、会場をほっこりとさせた。(取材・村上順一)

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