現役JKガールズユニット・やじるーと「お遊びじゃない」７人が抱く夢

「『メロクラ□』はバズりそう」

れいたぴ

――今作のタイトルとなっている“メロクラ”とはどういった意味が？

れいたぴ　メロメロクラクラです！

ひな　歌詞に＜メロメロ＞とか＜クラクラ＞というのがあって、曲のタイトルを知る前に「これ絶対タイトル『メロクラ』だよ」って話をしていて。そうしたら本当に「メロクラ□」だったという（笑）。

れいたぴ　メンバーの１人が、「タイトルわかった。『メロクラ』だよ」って言って、スタッフさんは「多分そうはならないと思うよ？」って言ったんですけどやっぱり「メロクラ□」で（笑）。

――予想通りだったと（笑）。

れいたぴ　＜メロメロ＞とか＜クラクラ＞という歌詞ってあまりないじゃないですか？　だから凄く新鮮でした。

ひな　誰が聴いても覚えやすいし頭に残りそうだからバズりそうというか。TikTokとかで流行りそうな曲だなって思いました。

――TikTokもTwitterもInstagramもYouTubeも、ユニットのみなさんはフォロワー数が凄いようですね。

れいたぴ　７人で総フォロワーが300万人超えという。

――ご自身にとって、SNSとはどういった存在でしょうか？

れいたぴ　SNSがあるからこそファンの方が増えたりとか、リプ返をしてくれるから「この子好き」とか、そういうファンの方もいるんです。SNSを使って上手くファンの方を増やせるし、SNSはないといけない存在だなと思います。

ひな　普段ずっとSNS見ているんです。

――１日どれくらいSNSを見ていますか？

れいたぴ　SNS以外見てない時もあります！

ひな　逆に地上波のTVとかほぼ観ないです。だからSNSがないと生きていけないし…。私は他にもアイドルをやっているんですけど。

れいたぴ　掛け持ちでやっているんだよね。

――やじるーとのみなさんは他にも色んな活動をされているのですね。

ひな　そう。だから、やじるーとで知ってくれた方がそっちに来てくれたり。それもSNSで知って来てくれるから、SNSって凄いなって思います。

れいたぴ　10代の子はSNSがないと無理だと思うくらいなんです。

――SNSはかなり重要な存在ということですね。楽曲の話ですが「メロクラ□」を最初に聴いてどんな印象を受けましたか？

ひな　とにかくカワイイし、そういう曲が凄く好きだったから「自分がこれ歌うんだ」と思って！　しかもSILENT SIRENさんが作ってくれたので「歌いたい！　ライブしたい！」という気持ちがありました。

――SILENT SIRENさんからの楽曲提供と聞いた時、どう思いましたか？

ひな

れいたぴ　本当に嬉しかったです。SILENT SIRENさんの楽曲で「チェリボム」という曲があるんですけど、その曲は私達が小学生くらいの時にSNSでバズったんです。

ひな　みんな知ってる曲だったよね。

れいたぴ　原宿とかでも凄く流れていたり「MixChannel」という、いまで言うTikTokのようなアプリでもバズっていて。それで自分達も踊っていたので、その曲を聴いていたからこそ「マジ…」って思いました。本当に嬉しかったです。

――そんなSILENT SIRENからの提供曲「メロクラ□」ではパート分け争奪戦があったと聞きましたが。

れいたぴ　めっちゃガチでした。結果が出た時みんな泣いたりとか。

ひな　号泣しました。自分も本気だったからこそ、発表された時凄く悔しくて…やる気があったし、思い入れがあるというか、それで頑張ったから悔しい気持ちもあったんですけど、それがあったからこそ、いま自分がもらったパートも前より上手く歌えるようになったし、凄く気持ちを入れて歌えるから良い経験だったなと思います。

れいたぴ　今回の曲は争奪戦に向けてボイストレーニングにもみんなちゃんと行って、その上での争奪戦だったからこそ、みんな上手くなっていたし自分なりに思い入れがあったんです。だから、みんな結果を聞いた時に落ち込んじゃったりして泣いたりしたし「なんで自分じゃないの？」という気持ちもみんなあったと思うんですけど、そのバトルがあったからこそ絆も深まったりしたし、悔しいけどルナちゃんに決まって、「ルナちゃん頑張れ」という気持ちにもなりました。

ひな　みんなの目標が一緒だったからこそ、いま凄く素敵な曲やMVが出来たんじゃないかなって思います。

――ちなみに、どんな時に“メロクラ”しますか？

ひな　前に満員電車の中でサラリーマン風の人が、私は背が小さいから「ほら、端に寄りな」ってやってくれた時があって、その時メロクラしました！　その優しい行動が凄いカッコよかったんです！

――やはりイケメンが？

ひな　いえ、顔は別に格好良くなかったです（笑）。