BEYOOOOONDS、もはや松岡はアー担

BEYOOOOONDS、ハマ・オカモト、松岡茉優(C)鳥居洋介

 一方、BEYOOOOONDSとのトークでは“ハロプロ愛”に満ちる松岡が主導権を握った。同グループは2018年10月の結成から時間をかけて、今年8月に「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」でメジャーデビューした。松岡は「(Twitterの投稿)時期はこだわりました! 1回バズってもらわないと!」と興奮気味に語ると、ハマからは「アー担(レコード会社のアーティスト担当)の人?」とツッコミ。話題が松岡の熱心なサポートぶりにおよぶと松岡は「本望」としながらも「私の事はどうでもいい! 3曲ともPVが素晴らしいの!」と話題を彼女たちに変え、更に眼鏡をかけている前田こころについては「美人さんで、眼鏡をはずしたいときを見たいでしょ? でも眼鏡も壮大な前振りなんです」とパフォーマンスの一環であることを紹介した。

 BEYOOOOONDSの魅力と言えば寸劇を交えたライブパフォーマンス。松岡は最初に見たときに感激したといい、なかでも「眼鏡の男の子」から「文化祭実行委員長の恋」の流れについて「2曲で1曲になっているよう。寸劇のなかにコールもあって」と絶賛した。更に、1グループのなかに2グループあることを紹介。「BEYOOOOONDSも最高だけど、2グループも良くて。私のイメージでは『CHICA#TETSU』はアイドル、『雨ノ森川海』は女の子のダークを歌っていて。<筆箱に私の全部を詰めていた>とあるけど、『私もそう!そう!』と思って」とし、今後に期待することとして「それぞれのソロライブが楽しみ!」と笑みを見せた。

 この日はメンバーそれぞれの価値観で決めるオリジナルランキングも発表。そのなかには鉄道(一岡伶奈)、野菜(高瀬くるみ)、UFOキャッチャー(江口紗耶)など個性的なランキングもありハマも興味津々の様子だった。メンバーのなかにはヒューマンビートボックスやダンス、ピアノなどが得意な人や衣装がそれぞれ異なるなど、彼女ならではの特徴なども紹介していた。なお、この部分の模様は後編(第三回=#3)で放送される。

 収録後のインタビューで松岡は「彼女たちが一番活きる形で紹介したかった」と親心を覗かせ、今後はハロプロ所属グループの出演も期待を寄せた。その一方で「若い子のグループ、アイドルでもバンドでも大好き。同世代の音楽が頑張っている子たちをお招きしたい」とも語った。

 ハマは「下積み期間があったとは言え、はじめから全員キャラクターが立っていたのは驚きました。例えば鉄オタの一岡さんはテレビとか関係なく言い切るまで話していましたからね。本当にすごいことだと思う。今回は時間がなくて全員のランキングを紹介できませんでしたが、一人ずつもっと話したかった。感心しました」とその個性を称えた。

BEYOOOOONDSとのトーク(C)鳥居洋介

BEYOOOOONDSのパフォーマンス(C)鳥居洋介

BEYOOOOONDSのパフォーマンス(C)鳥居洋介

アーティストの寄り添う番組

 改めて撮影を振り返った2人、今後の番組への意気込みを以下の通りに語った。

 松岡「(収録を終え)楽しかったです。最初のゲストとして折坂悠太さんをゲストに招くことができたのはこの番組にとっても幸福なことだと思います。この番組はアーティストの方に歌って頂き、そして視聴者に聴いて頂く、アーティストに寄り添う番組。今注目されていて、それがただ人気だけでなくいわゆる本物のアーティストの方に注目されている方を最初のゲストにお迎えできたことでこの番組の指針になったと思います。俳優という立場を活かして、ゲストの皆さんのパーソナルな部分まで踏み込んでいけたら」

 ハマ「ミュージシャンをゲストに呼ぶという番組で、MCを20代同士で務めるというのは珍しいと思います。新しい世代でしか聞けないことや空気感なども含めて、見ていて面白い番組になれたら。曲をお届けすることは前提にありますが、そこまでの印象や人間性が更に曲を聴いたときに相乗効果になればと思っています」

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