真っ白なキャンバス「“熱血”みたいなものとは逆」白キャンの魅力に迫る
INTERVIEW

真っ白なキャンバス「“熱血”みたいなものとは逆」白キャンの魅力に迫る


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:19年10月17日

読了時間:約10分

「“熱血”みたいなものとは逆」白キャンの意外なギャップ

「いま踏み出せ夏」TypeC

――真っ白なキャンバスの今後の目標は?

橋本美桜 まずは東名阪ツアーをソールドアウトです! 不安なこともあるんですけど…。

――不安なときはどうやってテンションを上げていますか?

鈴木えま 私はいちご飴を食べたときテンションが上がります。

三浦菜々子 「このライブ不安だな」というときとか、ライブと全然関係のない話をメンバーとしているとだんだん不安がなくなってきます。他愛もない話で緊張はなくなります。

――そういえば小野寺さんは加入したときに落ち込んでいたと聞きましたが?

小野寺梓 前のリーダーが卒業してしまって、落ち込んでしまったんです。楽屋とかでもずっと泣いていて…。ゲイアイドルの二丁目の魁カミングアウトさんが慰めてくれたんです。

西野千明 「人生色々あるのよ」ってね。

小野寺梓 凄く重みがあるなって思って…。

――リーダーのことが好きだったんですね。落ち込んでいる空気を感じてどう思いましたか?

三浦菜々子 「みんな落ち込んでいるな」って。私も加入して1年経つ前にリーダーが卒業してしまって、グループ内の空気が沈んでいたのでちょっと戸惑いつつ…「自分のやることを頑張らないとな」って思っていました。

――そこに2人が入ってきてどう思いましたか?

麦田ひかる 神。天使です。ずっとギリギリまで決まらなくて焦っていたので、精神が安定しました。そこまでずっと情緒不安定で…。

――今この6人となって良かったですね。ところで、真っ白なキャンバスの武器は何でしょうか?

小野寺梓 “熱血”みたいなものとは逆だなと思います。

――見た目上には熱くはないが、内なる熱はあるような?

小野寺梓 全然系統が違うなと思ったアイドルさんが“熱血系アイドル”って書いてあったから「じゃあその逆だ」と思って。

――しかし、ライブは熱いですよね?

西野千明 「そのギャップにやられる」という人もけっこういます。 

――普段大人しめな麦田さんがライブで暴れているとかなりのギャップを感じますね。

橋本美桜 ダンスとか腕の振りが大きくてめっちゃ綺麗なんです!

麦田ひかる 部活でダンスをやっていたんです。

――皆さんはどんな部活をしていましたか?

橋本美桜 私は卓球とバドミントンでした。だから筋肉が凄いんです。

――細く見えますが?

橋本美桜 長袖を着ているからです。ほら。(腕をムキッと)

――これも凄いギャップですね。三浦さんは何の部活を?

三浦菜々子 テニスをやっていました!

――鈴木さんは?

鈴木えま バスケを1年やっていました。吹奏楽部もやってたんです。

西野千明 私は中学ではバドミントンをやっていて、高校では書道をやっていました。

――西野さんは字を書くのが上手い?

三浦菜々子 前回のツアーの発表をする大幕の字を西野が書いてくれたんです。

西野千明 筆とか硯とか全部持ってきてワンマンの日に書きました。

――小野寺さんは?

小野寺梓 園芸部でした。お花を植えたり…年に2回くらいだけ活動をして。

――年に2回だけですか?

鈴木えま 全然お花の面倒見ないじゃん(笑)。

西野千明 同好会じゃん(笑)。

――活動日が少な過ぎるような気も…。

小野寺梓 絶対にどこかの部に所属しなければいけなかったから…。

――それでなるべく静かな活動の部に入ろうとしたのでしょうか?

西野千明 バイトがしたいなって思って…。

麦田ひかる お花を育てたかったんだよね?

西野千明 そう。そうです。「お水あげるよ~」って。

――皆さんいろんな一面がありますね。最後に、白キャン初の東名阪ツアー『NOW STEP ON TOUR』への意気込みをお願いします。

三浦菜々子 6人で単独でしっかりやるのも初なんです。最近地方に行ってもその場所に住んでいる方々が「東京にもライブを観に行っています」と言ってくださるので、そういう方々をどんどん名古屋にも大阪にも増やしていきたいし、そういう方々にたくさん来て頂きたいなと思います。

小野寺梓 いま言ったみたいに、遠征とか何回もしてファンの方々が増えてきた実感があるから、みんなに来てほしいし、来てくれた人が満足するようなライブにしたいです。

(おわり)

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