ブラックミュージックテイスト、新しいSKE48
――さて、新曲「FRUSTRATION」ですが、ブラックミュージックテイストのサウンドで新しいSKE48の顔を覗かせていますよね。最初に聴いた印象はどうでしたか?
浅井裕華 歌が届く前は、夏っぽい爽やかな感じかなと想像していたんですけど、実際に聴いたときは、センターの(古畑)奈和さんにピッタリだなと思いました。新しいSKE48だと感じたのでグループにとっても新しい挑戦で、私にとっても選抜メンバーとしてこの楽曲を歌えることは挑戦でした。それとラップも入っているのでかっこいいと思いました。
末永桜花 ラップから始まるんですよ。それで最初に聴いたときは全部英語に聞こえて「ついに英語で歌う時が来たんだ!」と思っていたんですけど、歌詞を見たら日本語で(笑)。だけど、ラップ自体は英語で、MVの撮影はLAでおこなうと聞いて「ついに世界的な曲が来た!」と思いました。世界的な流行を取り入れた歌で、始まりの振付もインパクトすごいですし、今までとは違うSKE48が出せると思います。
――ヒップホップは普段から馴染みはありますか?
末永桜花 あまりダンスが得意ではないので。普段の振付ですら苦戦しているんですけど、今回レゲエダンスの動きを取り入れているということで、なかなかニュアンスが追い付かなかったり。鏡を見て振りを入れてもらったときに、まだまだだなと感じました。
――高柳さんは今作を聴いてどんな印象を受けましたか?
高柳明音 曲自体がサビで一緒に掛け合いができるようになっていて、楽しそうだなと思いました。
――これまでも色んな難しい振りはあったと思いますが、今回のはなかなかないものかと。
高柳明音 そうですね。一見ちょっと簡単そうに見えるような振りなんですけど、腰の動きがいつもと逆に行ったりとかするから最初はちょっと苦戦しました。
ちなみに私だけLAで振り入れしました。ちょっとかっこいいでしょう?(笑)。
――なかなかすごいですね。末永さんと浅井さんの2人は加入5年目でだいぶ慣れてはきたと思いますが、こういった新しいものをやる難しさもありましたか? しかも浅井さんは初選抜入りで。
浅井裕華 MVだけを観たら凄いクオリティだから、そんな短時間でやっていたなんて選抜の方は凄いなと改めて思いました。今後、追い付くことができるか不安です。
――末永さんは「いきなりパンチライン」からですよね。選抜は。
末永桜花 そうです。初めての選抜がものすごいダンスの曲で大変でした。
高柳明音 ほぼフル尺だったから(笑)。
末永桜花 けっこうキツかったです。初めての選抜で(笑)。
――最初の経験がそれというのは大きい?
末永桜花 かなり大きかったかなと思います。