結果<1>アンジェラ・アキ 「手紙~拝啓 十五の君へ~」

 ようやくここまでこれたんだな、という手応えを得られそうです。土の中で芽を出すのを待つ種のように、進んでいるのか止まっているのか分からない時間が続いてきましたが、ここにきて目に見える形で1歩前進です。

 それでも浮かれている場合ではありません。これからは、土の中で守られていた時とは違います。雨も降れば風も吹く。晴れてとホッとしたのも束の間、今度は日照りが長く続くこともあり得ます。

 五感を研ぎ澄まして周囲の気配を感じ取り、状況を察してその都度しっかり対応していきましょう。「これくらいはまあいいかな」というスキはつくらないでください。念には念を入れたチェックや対応を心がけることです。

 あまり理想を高く持ちすぎると、現実とのギャップに投げ出したくなってしまうかもしれません。低い目標を少しずつ、いくつもクリアして、その結果として大きな目標を達成するという流れをつくっていきましょう。

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